倉敷雛めぐりのパンフレットを児島の旧野崎家で手に入れてから雛めぐりをはじめ最後の地区玉島へ、
まずは西爽亭(さいそうてい)のおひな様から、ここは江戸時代の建物で代々備中松山藩板倉侯に仕えた柚木家の住宅です。
藩侯が玉島領内を巡回した際には宿泊するのが習わしとなっていた由緒ある建物です、この日は御成門が開いていて奥の庭園まで見通すことが出来ました。式台玄関から見る庭園は江戸時代にタイムスリップしたような風情があります。
立派な御殿飾り奥に進んで右側の床の間には掛け軸のおひな様
まったりと写真を撮っているとご婦人方の一行が来られ何やら血の跡がと…え!?
職員の方が説明されるのを聞いていると、ここで自刃が行われその時の介錯の際にとんだ血痕が天井に…何度も拭かれその部分だけ天井が白くなったとのこと、明治維新の悲壮な歴史が刻まれています。
西爽亭を出て次はタテソースの豊島屋へ
中には相当古そうなおひな様レストランオーコーには掛け軸これも相当古いもの
倉敷雛めぐりの最後に訪れた玉島では、高瀬通しの終点であり水運で栄えた玉島の歴史を垣間見ることが出来ました。
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